twitterで話題になっていたので読みました。
感想
VRの何について書いてあるか全然知らないまま読みましたが、著者は心理学の人なんですね。
よくみたらサブタイトルに「仮想現実の心理学」って書いてありますね。
教授がVRを使って学習効率を上げたり、社会問題に関心を持たせたり、PTSDを直したり、痛みを和らげるなどを行なった事例を紹介して、VRが人間の脳というか性格?人間自身にどう影響を与えるかを書いていました。
良いも悪いも。いや悪い例はあんまりないのですが、警鐘はところどころでちゃんと鳴らしています。
その中で紹介されていたコンテンツで気になったやつのリンクを貼るだけ
↓
人間を解剖するやつ
映像を見てると、楽しいグロって感じですが実際やるとどうなんでしょう?2000円ですね。今度セールになってたら買ってみたい。
イスキア島VR
温暖化問題に関心を向けてもらうために著者が作ったVR
CO2が見えてる・・・!
無料だったからやろうとしたけど、WinMRだとうまく起動しなかった。
セカンドライフの人
セカンドライフを作った人が新しく作っているソーシャルVRがある。
知らなかった。
手を大事にしているらしい。
あんまりやっている人はいないのかな?
2013年からAltspaceVRとかHigh Fidelityとかcluster.を見て来た身としてはVRChatは最後発で「VRチャットアプリとして」は特に見るべき機能無いんだけど「モデリングしたアバターを入れられる」ただ一点だけでぶっちぎりの1位になってしまった
— 家に戻った野生の男 (@yasei_no_otoko) January 19, 2018
関係ないけど、アバターを色々なプラットフォームで共通に使えるようにするサービスが2年前に動いていたらしい。
VRchatも含まれてる。
今のVRMみたいな感じとはちょっと違うかもしれないけど、どうなったんだろう??と思い調べたらまだ生きていた。
レディプレイヤーワンとコラボ?してる??
あとこのUnityアセットの会社だったんですね。結構自由にリアルな人間を着せ替えれるやつ
アバターでの交流で効果的なのが、相手の動作の真似をする。
また自分と同じような動作をしている人には信頼感や好意が増すらしい。
へ〜
未来を描いたCM
1993年に未来を予測したCM。
実際に見たけどすごい当たってる!
この中のビーチから仕事をしているやつとか、遠隔でビデオ教育を受けているやつがVRに通づる?
ビデオ通話よりアバターでの通話の方が送るデータ量が少ないというのは面白かった。
最初にお互いのアバターを自分のローカルに置いておけば、送るのは動きのパラメーターだけ。
映画
バーチャル・ウォーズという映画がVRの示唆に富んでいるらしい。けどDVD化もしていないっぽい?
VRの発展は昔の映画の歩みと同じ。今はVRを20分も座っていられないのと同じように、昔もつまらなくて20分も見れないよ!って感じだったらしい
最後に
VRの話は具体例がいっぱいで面白いけど、そのVRコンテンツが学習や地球温暖化、病気の痛みの治癒、などの重い社会問題が多くて、その説明や著者の持論を読むのが疲れた。
この本結構VRに関係していない人も読んでいるみたい!twitterで検索したらいろんな人が読んでた。