601worksさんが開催されたMicrosoft Hololens体験会に参加してきました。
講師役はyoshinagaさんです。
貴重な体験ができました。感謝しております。
本記事はHololensと今回体験したコンテンツなどについての内容になっています。
Hololens
グラスの一部分が透明なディスプレイになっていて、そこに映像が表示されていました。両目あるので立体視できます。
すごいのがグラスの中にwindows10が入っているので、パソコンに繋ぐコードがいらないこと。
グラスは透明なので現実の環境も見えているし、コードもないので動き回れるし、つけたまま作業ができる。
指のジェスチャーでクリックしてアプリを選択したり、ドラッグ動作で絵を描いたりできました。
またTangoと同じで深度センサーとかもついているので床や壁を認識したりオクルージョンとかも綺麗にできていました。
そこらへんはこの記事が詳しかったです。
値段は個人用の開発版で33万!本当に貴重な機会でした。
コンテンツ
今回3つのコンテンツを体験させていただきました。あんまり写真を撮っていなかったので一部yoshinagaさんのyoutubeや記事を載せています。
3Dオブジェクト配置
一つ目は3Dの犬とかを配置するもの。動きます。床とかも認識しています。
ちなみに上の画面はHololensで写っている画面をほぼリアルタイムでwebでみたものです。これで他の人がみている景色をHololensをつけていない人も見ることができる。
kinect+
二つ目はKinectで取得した3次元情報をリアルタイムでHololensで表示するもの。
指定したところに表示できるのですが、足元の方に表示したら上から見下ろすことができるのが面白かったです。
お絵描き
三つ目は指でお絵描きするもの。
指の位置を認識して空間にお絵描きできました。
作り方のスライドなどもありました!
その他
そのほかにもボールを飛ばしたり、webブラウザをみたり、心臓の動きを見るなど色々なコンテンツを紹介していただきました。
hololensの残念な点
・視野角が狭い
ちゃんと被らないと映像が見えない。
・コントローラーが少ない
ジェスチャーの種類が3つと少ないし、音声認識は英語のみの対応です。ずっと腕をあげるのも疲れるのでコントローラー的なのは欲しいかなと思いました。
あとVRでよくある画面の真ん中のポインタで選択方式なので、首を動かさないといけないです。
・処理能力
グラスの中にコンピューターが入っているのでパソコンに繋ぐVRなどと比べて処理能力に限界があるようです。
・部屋が暗いとダメ
グラスについているカメラで周りの環境を認識しているので暗かったり明るすぎたりすると位置関係を正確に保てないそうです。tangoと同じですね。
最後に
Tango民としてHololensはずっと気になっていたので、体験できてよかったです。
何よりARなどの社会での使われ方とか将来的なことについてみなさんと色々お話しできてよかったです。
今週末はWinMRの体験をさせていただく予定です。楽しみ!