Blenderがすごいってtwitterで話題になっていました。
物理ベースレンダリング?マテリアル?機能が追加されたことで簡単にリアルなマテリアルをつくれるようになり、色々な環境でリアルに描写できるようになったらしいです。
その説明も含めて、下の動画がすごくわかりやすかったです。
また15分あたりから、一つ一つの機能を実際にやって見せてくれています。
PBR系はUnityだと下のアセットで使えます。
またSubstancrPainterもリアルな質感を3Dオブジェクトにペイントするためのソフトです。
使う準備
blenderのver2.79をダウンロードします。
https://builder.blender.org/download/
新しい機能はノードを使うそうです。
ノードとか使ったことがないので、下の動画を見ました。
上の方の画面設定からCompositionを選んで、
こんん感じの分割画面にする。
もしくは左下の立方体マークからNode Editorを選ぶ。
ノードには3バージョンあるらしく、今回はマテリアルを編集するのでマテリアルを選んでUse Nodeにチェックを入れるとノードが現れる。
新しいノードを作るにはShift+A
ここで例のPrincipled BSDFがあるはずなんだけど・・・ない!
調べたらレンダーモードをCycle Renderにしないといけないそうです。上の方にある
この状態で新しくマテリアルを作ったら、さっきとノードの種類も変わって、検索したらPrincipled BSDFノードもありました!やったー!
Diffuse BSDFノードはXキーで消して、BSDFとSurfaceをつないで準備OK
あといちいちレンダリングボタンを押すのがめんどくさいときは、ビューをRenderモードにしていたらリアルタイムでレンダリングしてくれる。
やってみる
上の方から順番にやって見ます。これがデフォルトの状態。IBLしたけど。
BaceColor
そのまんま。色がつく
subsurface
人肌とか牛乳、大理石などを再現するやつ。
ちょっとやりすぎた。
Metal
金属の場合は1。それ以外は0。間は存在しない
Roughnessの値でツルツル度が変わる。上は0.5、下は0
Specular
いじらない。自然界?は全部0.5らしい。ツルツルさは、全部Roughnessで変化させるべし。
Roughness
ザラザラ度。
0にするとプラスチックとか陶器っぽい。
0.5はデフォルト
Anisotropic
フライパンのうらや、髪の毛の天使の輪的なやつ。ほとんど使わない?
Sheen
布を表現するときに使う。繊細な光がうっすら現れる。
一応左がSheen1、右が0。
ClearCoat
木目にニスを塗った時とか、車の塗装とかに使う?
基本的にはプラスチック(roughness0)とそんなに変わらない気がします。
左がクリアコート
Transmission+IOR
透明度。Metalを0にした状態で、Transmissionを1にするとガラスになる。
IORは屈折率。デフォルトの1.45はガラスみたいですね
Roughness1だとすりガラスみたいになる。
IOSを適当に3.8にしたら水銀みたいになった
水(0.85)だとこう!水ですね!CGっぽくて好き
Blender Addon Review : IOR値を調べないで済むアドオン(IOR Reference) – CGrad Project
テクスチャを使う
この動画で詳しく説明してありました。
テクスチャを入れるときはノードでImageTextureを追加して、テクスチャを選ぶ。それをBaseColorにつなぐ。
https://www.poliigon.com/texture/2197
動画で紹介していたテクスチャは上のリンクからすぐにダウンロードできた。基本は有料みたいだけど、いくつかFreeのテクスチャがある。
UVは展開しておかないと、テクスチャが反映されない。Editorモードにした状態で、Uキーを押してUnrap(展開)。
他のノーマルマップなどはColorをNonColorDateにする。
おまけ:IBL
unityでいうskybox的存在のIBLをCycles Renderでやった。
デフォルトのrenderはこっち
マテリアル何もいじってないのにこんなに綺麗!だからIBLはやめられない
おまけ:レンダリング
こちらのサイトを参考にレンダリング設定を見直しました。
ずっと白いツブツブが出ていたのですが、SamplinのRenderの数字を大きくしたら解決しました。
最後に
blenderに慣れてないためすごく時間がかかりましたが、めっちゃ楽しかったです。
ずっとIBLとマテリアルに触れ合っていたい。