この記事はCode Polaris 2021アドベントカレンダーの4日目の記事です。
メタバース
2021/10/28にFacebookがMetaに社名変更してから、怒涛のメタバース旋風が吹いて正直それ以前のメタバースの記憶がない。
これがバズワードというものなのか。
もはやいつ最初にメタバースという言葉を聞いたかも忘れた。
でも確かにその前からメタバースはあった。
私の記憶に残ってるのはメタバースの7つの条件。なにかのnoteで読んだ
■Matthew Ballが定義するメタバースの7要件
1: Persistent(永続的である)
2: Synchronous and live(同時性&ライブ性)
3: No cap to concurrent participants(同時参加人数無制限)
4: Fully functioning economy(参加者によるモノの制作・保有・投資・売買などが可能)
5: Both digital & physical worlds(デジタルと物理、両方の世界にまたがる体験)
6: Unprecedented interoperability(今までにない相互運用性)
7: Wide range of contributors(数多くの企業/個人がコンテンツや体験を生み出す)
ちなみに私のブログで一番最初にメタバースが出てきたのは2年前のVR技術者試験のメモの時だった。
あなたのメタバース、私のメタバース
まだその実態がない故、定義がはっきりしていない
いろいろな企業、個人が考えているメタバースのリンクを貼ってみる。
報告書
報告書がある。
現時点の定義として
「誰もが現実世界と同等のコミュニケーションや経済活動を行うことができるオンライン上のバーチャル空間」
としていた
No.354 AR/VRを巡るプラットフォーム競争における日本企業の挑戦 | 調査研究レポート | 日本政策投資銀行(DBJ)
三次元のインターネット
「メタバース」が完全にバズワードになっていますが、メタバースって結局のところ何?という疑問に対して過去にWIREDさんのカンファレンスで話した内容をツイートしてみます。まずメタバースは一言でわかりやすくいうと三次元のインターネット。(続) pic.twitter.com/XfRkKqKHJ2
— KAJJ / MESON CEO (@kajikent) 2021年11月9日
非同一空間・同一時間の世界で3Dアバターを介したコミュニケーションが行えるシステム
メタバース、教科書の定義は「非同一空間・同一時間の世界で3Dアバターを介したコミュニケーションが行えるシステム」だと解釈したんだけどあってますかね...?
— とりすーぷ@メタバースつくってる (@toRisouP) 2021年11月25日
記事
メタバースとは、デジタルで構築された仮想空間の中で、人々と交流したり、サービスやコンテンツを利用したりする世界を指します。
フェイスブックは、SF映画からそのまま飛び出してきたような究極の相互接続で絡み合った世界の構築を目指すことになる。それは『メタバース』として知られている世界だ
次世代のSNSのカタチであり、インターネットの次のインフラ
Moguraは11月からメタバース通信やってる。
私も1年に1回ぐらいメタバース日記書きたい。
いつか本当に名実ともにメタバースと呼べるものができるのだろうか・・・
XRKaigi
XRKaigiでも色々発表があった。
想像補完量が少ないインターネット
XR Kaigiのバーチャル会場に採用、「めちゃバース」が目指すもの~群衆のにぎわいがもたらす新たな価値~ | XR Kaigi 2021
クローズドメタバース(=1社)、オープンメタバース
デジタル上の活動とフィジカルの活動がほぼイコールになること
電通 XRX STUDIO メタバースは一般の人にどう捉えられているか徹底調査結果レポート | XR Kaigi 2021
かなり違う〜。
その他
メタバース構図おもしろい。たまたま被ったのかな〜
この構図を「メタバース構図」としてテンプレ化していきたい pic.twitter.com/eY4RcJ48Er
— DJRIO.eth @ REALITY (@djrio_vr) 2021年11月15日
Fortnight、Reality、HIKKYかな?と思ったら一番最初のはCraytaっていうゲーム作成プラットフォームだった。
Neosで既に会議やプログラミングなど遊び以外もやっているという記事
行ってみよう!
私の会社のチームでは週に1度、メタバースっぽいものの中で雑談したりわちゃわちゃしています。
今まで行ったサービスと今後行きたいと思っている候補をまとめているので、気になる方は行ってみてください!
一人でも行けますが複数人いると発見があると思います〜
本当は↑の記事だけアドベントカレンダーに貼りたかったぐらいなのですが、11月に書いたものなので付け焼刃でメタバースに関するいろいろな人の定義を集めてみました。
最後に
以下は脈略のないポエム
ーー
メタバースって規模的には、今のインターネットが一番近いと思う。
現在、大きく分けてApple、GoogleのスマホOS、Microsoft,AppleのPCOSの上でそれらが行われているように、メタバースも3,4つの大きなプラットフォームの上で世界が構築されたりするのかな~?
(日本政策投資銀行のレポートでも同じようなことが書いてあった)
見た目的近いのはVRChatとか、(やったことないけど)FF11みたいなMMOだろうか?どちらもずっとその空間の中で生き続ける廃人を生み出しているので、どっぷり感も近いかもしれない。
もちろんデジタルにどっぷりさせるようなものばかりではないとは思うけど
ーー
就職で、福岡から東京に上京。24年間ずっと福岡で平和に実家暮らししてたのにホームシックになるか心配だったけど、全くならなかった。
一人暮らしをエンジョイしている。
もともと一人生活が向いていただけなのかなと思ったけど、LINEというデジタルで繋がるツールの存在も大きい気がする。
ほぼ毎日ママにラインしているし、週に1度通話もしている。
実家にいた時より、いっぱいコミュニケーション取っている。
メタバースというかXR技術で3Dでのコミュニケーションもできるようになったらより寂しさは無くなるのだろうか?
今はXRってなかなか体験してもらいづらいけど、以下の言葉を借りればもっとユーザーにとって簡単に入りやすいものになる可能性もある。
「メタバース、三次元で空間を動き回るとか非効率じゃね?」という意見は、半分正しく半分違う。
— KAJJ / MESON CEO (@kajikent) 2021年11月17日
メタバースへの移行の一側面は、CLIからGUIへの発展と似た構造でもある。
移行前のInterfaceに最適化された人にとっては効率性は下がるが、ユーザーの裾野が広がるし、別の効率性や豊かな表現が生まれる
スマホやPCでキーボードで文字を打てずとも、Webの概念が分からなくても繋がれるか?
ーー
人間とのコミュニケーションをしなくても楽しめる部分があればいいな〜って思う。
でも現実をメタして3Dになったら現実と変わらないからやっぱりコミュニケーション必須なのかな・・・
botとかAIとか中の人がいないアニメキャラとも遊びたい。
コミュニケーションが不要な新しい仕事も増えれば嬉しい・・・