トマシープが学ぶ

Unity/VR/AR/デザイン好きのミーハー 記事内容は自分用のメモです

123Dcatchやってみた

123Dcatchを使ってblenderを経由してUnityに入れました。おまけでARにもしてます。

この記事と同じようなことをしてます。

yandod.github.io

 

123Dcatch

iPadに123Dcatchを入れます。3Dデータにしたいものをいろんな角度から撮って行きます。出来上がったものをメールで送信して受け取ったリンクを開くとこんな画面が出て仕上がりが見れます。

f:id:bibinbaleo:20161025194953p:plain

downloadからダウンロードします。(共有にしてないはずなのに3回も誰かからダウンロードされてて怖い)

解凍するとこんなフォルダ構造。stlとobjがあります。

f:id:bibinbaleo:20161025195207p:plain

 

 

blender

このままではアホみたいに重いのでblenderでいらない部分を切り取って頂点の数を減らして軽くします。objをblenderにインポートします。

f:id:bibinbaleo:20161025195248p:plain

こんな感じで表示されます。

 

f:id:bibinbaleo:20161025195328p:plain下の真ん中らへんのオブジェクトモードを「テクスチャペイント」に変えるとこんな風にちゃんとテクスチャもあるのがわかります。

 

f:id:bibinbaleo:20161025195552p:plain

編集するには編集モードに変えます。

では余計なものを消す作業に入ります。Macの場合、controlを押しながら左クリックでドラッグしながら囲むと選択できます。

で「x」キーを押して消去画面。頂点を選べばいいと思う。一度では見えている範囲しか消去できないので、範囲選択のもっといい方法があるのかも。

 

これを繰り返します。その後頂点数を減らす作業。右側のモディファイヤーを選びます(ツールマークのやつ)。で追加から「ポリゴン数削減」

f:id:bibinbaleo:20161025195859p:plain

比率のところをビューってやって少なくする。facesがどんどん減っていくよ。

f:id:bibinbaleo:20161025200019p:plain

こんな感じでポリゴンが減ってます。ちょっと減らしすぎたかも。

f:id:bibinbaleo:20161025200110p:plain

 

Unity

作業が終わったらUnityにインポートします。以前やった時Unityでテクスチャを表示させるのに苦労した覚えがあります。結局どうしたのかよく覚えてなかったので、fbx、dae、objの三種類でblenderからエクスポート→Unityにインポートして見ました。

(結論から言えばどれでも大丈夫です。)

ですがどれもそのままではテクスチャが表示されません。こんな感じになっちゃう。

f:id:bibinbaleo:20161025200300p:plain

そこでこのモデルの階層の中のmeshのしたのところを選んで

f:id:bibinbaleo:20161025200320p:plain

そこのテクスチャを見ます。でShaderを「Mobile」→「Diffuse」に変えます。

f:id:bibinbaleo:20161025200322p:plain

そして最初に123Dcatchからダウンロードした時に入っていた同名の画像ファイルをUnityにインポートしテクスチャのところにドラッグします。

f:id:bibinbaleo:20161025200321p:plain

するとこの通り!

f:id:bibinbaleo:20161025200323p:plain

この方法でfbx,dae,objともテクスチャがつきました。違いはよくわかりません。objは階層やテクスチャの名前が違うけど同じようにやればできます。

 

おまけのAR

ではいつものようにvufoloaでAR+IBLして見ます。f:id:bibinbaleo:20161025200828p:plain

なんか汚い・・・webカメラでARしてるんだけどwebカメラの性能が悪いせいでボケてるからCGの方が浮いちゃってるんでしょうね。

以前やった別のモデル(ナエトル)ではそこそこ綺麗にできました。スマホに移行してやったので背景が綺麗です。

f:id:bibinbaleo:20161024204558p:plain

本物と比べて見ます。右側が本物。浮いている銀球みたいのはCGです。机の上をRICHO THETAで撮ったものからIBLしてます。f:id:bibinbaleo:20161024204530p:plain

 

f:id:bibinbaleo:20161024204636p:plain

ARすると本物と比較できて楽しいですね。

 

今回はうまく行きましたが、123Dcatchはうまくcatchできないいことが多いですよね。6回ぐらいやってうまくできたのは上の猫とナエトルの二つだけでした。

失敗例↓

f:id:bibinbaleo:20161025201213p:plain

チョロちゃんの胴体部分がcatchされませんでした。

 

追記

windowsでやったらblenderでテクスチャが表示されませんでした。windowsが悪いわけではないですが。

f:id:bibinbaleo:20161028140551j:plain

テクスチャが割り当てられてないので手動で割り当てます。

f:id:bibinbaleo:20161028140550j:plain

上のような画面を出して、「新規」を押します。

f:id:bibinbaleo:20161028140731j:plain

そして下のほうの「開く」を押して、ダウンロードしたフォルダのmeshフォルダの中にあるテクスチャ「tex_0.jpg」を選択すると・・・

f:id:bibinbaleo:20161028140549j:plain

ちゃんと表示されました!textureが二つ以上ある場合も同じようにそれぞれ手動でつければ大丈夫。

まあこのモデルも失敗してるんですけどね。