MRTKのデモ集である「MRTK.Examples.Hub」のv2.3.0をHolo2でしました。
MRTK Examples Hub | Mixed Reality Toolkit Documentation
よく見るチーズやピアノなどのデモだけでなく、アイトラッキングなど全部で16種類のデモシーンが体験できます。
2020/2に体験した人の記事を見たらその時は14個だったっぽい
- インストール
- 一覧・使い方
- HandInteractionExamples
- TooltipExamples
- BoundingBox
- HandMenu
- Slate
- InputData
- Clipping
- MRTKStandardShaderGallery
- Button
- NearMenu
- Slider
- ScrollingObject
- EyeTrackingTargetSelection
- EyeTrackingTargetPositioning
- EyeTrackingNavigation
- EyeTrackingHeatMap
- 最後に
インストール
ビルドファイルをDevicePortal経由で直接Holo2に入れました。
DevicePortalの接続の仕方はこの記事の下のほうに書いた。
ここからMRTK.Examples.Hub_v2.3.0_HoloLens2_ARM.zipをダウンロード
いろいろファイルが入っているけど「.appbundle」を入れればいい。
DevicePortalを開いてApps>LocalStorage
さっきのファイルを選択してInstall!
これで入りました。
Unityに入れる
Unityに入れるにはMicrosoft.MixedReality.Toolkit.Unity.Examples.2.3.0.unitypackageを入れて、このMRTKExampleHubシーンを検索してビルドしたらいいのかな~?
でもなんかビルド済みのと違うんだよなー
14個しかない。
Unityからビルドしてないので参考までに
一覧・使い方
こんな感じの16個のボックスが出る。
アプリ起動したときの正面に出るのかな?最初壁に埋まったので再起動した。
このUIは常に出続けていて、各シーンからホームへ戻るのに使う。
HandInteractionExamples
よく見るシーン
ここでできることは、他のシーンで詳しく体験できる。
唯一、システムキーボードの表示と他アプリ呼び出し機能はこのシーンにしかなかった気がする。
システムキーボード実装の仕方は下の記事で書いた。
他アプリ呼び出しは、Edgeと設定画面を呼び出せた!すごい!
TooltipExamples
BoundingBox
Holo1とHolo2でボックスの形が違う。
HandMenu
手に出てくる。グーでも反応するものやしないものがある。
出した後、一定期間空中に固定されるものもあった。
Slate
ピンチや、拡大縮小のサンプル。
ここで参考した
InputData
手や指の状態が数値で見れる。
Clipping
物の断面や中身が見えるマスクデモ
楽しい
MRTKStandardShaderGallery
いろいろなシェーダーが見れる。
全部指を近づけると光る。
蛇のマテリアルがかわいい。
Button
丸いボタンかわいい。
NearMenu
メニューを近くに寄せるときのレイアウト案
Slider
スライダー。つまんで動かす
ScrollingObject
ボタンやオブジェクトをウィンドウの範囲でスクロールする。
EyeTrackingTargetSelection
見たダイヤが光る。タップすると消える。
EyeTrackingTargetPositioning
スライダーの持つところを見つめてからエアタップして動かす。
あとCubeを見つめて「Put This」といって、置きたい場所を見て「Over here」というとその場所におけるの!!
ちなみにめっちゃ日本語発音の英語でも反応した。下手に流ちょうにしゃべろうとするより成功確率が高い。
EyeTrackingNavigation
アイトラでスクロールしたり、アイトラ+タップ、アイトラ+音声認識で操作するデモ。
地図は端っこを見つめると、移動する。「zoom」というとズームされる。
地球は、球の端のほうを見ると回る。核を見ると止まる
EyeTrackingHeatMap
見てたところがヒートマップで見れる。録画・再生もできるらしいんだけど動かなかった。
最後に